素材選びの目利き、素材本来の持ち味を生かした調理技能に優れ、素材を無駄なく使う「一物全体」の料理を実践している。伝統的な日本料理に穀物菜食を基本としたマクロビオティックの手法を取り入れるなど、時代に即した調理法を編み出し、日本料理の幅を広げることに成功している。また、自ら研究開発した調理技術を、講習会や出版物等を通じて発表するなど、後進の指導・育成にも貢献している。