江戸押絵羽子板の製作技術を修得し、伝統技法を用いて手作業で製作している。特に、繊細な筆使いによる面相の目鼻描きは見事に表情極まる出来栄えであり、コンクール等で多くの賞を得ている。伝統的な羽子板に加えて、現代感覚をプラスした作風で日本の美を表現した羽子板を製作している。組合の講習会では、自らが講師となり後進の指導に取り組むほか、教育事業の一環として、小中学生の体験等受け入れも積極的に行っている。